不安が不安をよび…パニック障害の「予期不安」とどう向き合う?
パニック障害には、 突然の動悸や息苦しさといった身体症状と同時に、死を予感するような恐怖や不安に襲われるパニック発作が現れます。さらに一度そのパニック発作を経験すると、「また起きたらどうしよう」と、不安が不安をよぶようになることも…。 【マンガ】救急車をよんでも原因は分からず…「パニック障害」が生む恐怖感に直面 あるシチュエーションを想像するだけで心がざわつくようになっていくと、そういった場所や状況を避けるようになったりして、日常的に不安感がどこまでもつきまとうように。つぶちゃんも悩ます予期不安について、またピンチのつぶちゃんに寄り添う「お守りグッズ」を通した向き合い方などをご紹介します。 ※本記事は、個人の感想に基づいたものです。
パニック障害を持つ人が苦労していることのひとつである『予期不安』についてお話ししたいと思います。 予期不安とは、パニック発作を起こして苦しい思いをしてしまった後、
またあの怖い発作が来ちゃうんじゃないか…と心配で心配でたまらなくなることを予期不安といいます。 発作が続き、予期不安が日常を支配するようになると、『あれをするのが怖い』『あそこに行くのが怖い』と行動がどんどん制限されていくようになってしまいます。
これがもう本当に厄介で、外に出ることを想像するだけで怖さがわき起こる日も多いのです。とことんダメな日もありますが、勇気を出して外に出てみると意外と大丈夫だったりもします。
そんな予期不安に振り回される日々ですが、何とかうまく消化していけないものかと模索しています。 例えば、一喜一憂しないようにするとか、不安に勝てる日も勝てない日もあって当たり前と思って『今日も不安に負けた…。自分はダメなやつだ』とか思うのをやめる!
どうせ勝てないなら負けを受け入れてみるのもアリなのかもしれないです。それでもどうしてもがんばらないといけない日は、自分が安心できる『お守り』をいっぱいかばんに詰め込みます。
脳って一度に色んなことを考えられないから、不安を消したい時は五感に刺激を与えるものもいいと聞きました。私の持ってるお守りたちも、そうした効果を期待して発作予防&安心要素のため持ち歩いています。 と…、今私が試している色んな対策を書いてみましたが、予期不安て本当に怖くて、乗り越えるのが大変です。
パニック発作並みに大変な予期不安を私もいまだに乗り越えられずにいますが、『不安が消えなくてもがんばって生きてるから良し!』と自分を褒めながらぼちぼち過ごしています。 寒くて気持ちも落ち込みやすい季節、皆さんご自愛くださいね!のんびりする時間を作って、素敵な年末をお過ごしください♪