ビッグクラブが注目する逸材

現在はドイツ代表に招集されている photo/Getty Images

レヴァークーゼンに所属するドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ（20）は今、欧州で最も注目されている逸材の1人だ。 現在負けなしてブンデスリーガのトップを走るチームにおいて、欠かせない存在の1人として躍動するヴィルツはここまで公式戦36試合で11ゴール17アシストをマークしている。ヨーロッパ中のビッグクラブが獲得を狙っており、今夏の去就を巡って様々な憶測が飛び交っている。 そんななか、ヴィルツが自身にとってのアイドルであるサッカー選手の名前を挙げたことを英『Daily Mail』は取り上げている。ヴィルツが自身のアイドルとして挙げたのはバルセロナでプレイするポルトガル代表FWジョアン・フェリックスだ。その理由としてヴィルツは「彼は私と似たタイプの選手で、とてもクリエイティブで、私はそれを彼から学んだよ」と答えている。 J・フェリックスはベンフィカで頭角を現し、最も才能のある若手の1人として認識されていた。2019年、19歳の時にアトレティコ・マドリードへ移籍し、この時の移籍金は当時ネイマール、キリアン・ムバッペ、フィリペ・コウチーニョに次ぐ史上4番目に高額な移籍金だった、しかし、アトレティコでは周りが想像していたようなキャリアは送れておらず、昨シーズンは半年間チェルシーにレンタル移籍をし、今シーズンはバルセロナへレンタル移籍をしている。 今季好調なヴィルツが4歳年上で、近年は苦戦しているJ・フェリックスの名前を挙げたことはSNSでも話題となっており、「彼のアイドルはいつか彼になりたいと願っている」、「彼はアイドルより優れている」、「自分より悪い選手をどうやって崇拝するんだ？』など、冗談や皮肉が混ざった声が投稿されていた。