レンジローバーEVのプロトタイプがテスト開始！最大渡河性能は85cmでロードノイズを最小限に抑えたレンジローバー初の完全電気自動車。
ランドローバーは、待望の完全電動電動モデル、新型「レンジローバー・エレクトリック」を初公開した。このモデルは、レンジローバーの模範的なデザインを通じて息をのむような現代性を体現し、その全電動駆動を示唆する繊細なキューを備えている。公共ネットワークでの急速充電を可能とする800Vアーキテクチャーを備え、シームレスな電気自動車の体験を提供する。レンジローバー・エレクトリックは、英国ソリハルの工場で、既存のマイルドレンジおよびエクステンデッドレンジのプラグイン電気ハイブリッド車とともに、フレキシブルなモジュール縦型アーキテクチャーに基づいて製造される。
遂にレンジローバーが電気自動車に！
モダンでラグジュアリーなレンジローバー初の完全電気自動車は、そのモダンでラグジュアリーな信頼性をさらに高めている。レンジローバー・エレクトリックは、フラッグシップのレンジローバーV8に匹敵するパフォーマンスと、ブランドが得意とする全地形対応能力を備えている。 さらに、エンジニアは、電動モデルで重要視されるロードノイズ低減に独自のアクティブ・ロードノイズ・キャンセレーション構成、サウンドデザイン、キャビンの快適性など、これまでで最も静かで洗練されたレンジローバーを目指し、物理的なプロトタイプテストを行っている。 フロントエンドの堅牢性、シャシーへの要求を考慮したマルチボディシステム解析、最高時速50kmでの仮想ウェーディングなど、1年にわたるバーチャル開発の後、最初の実車が製作された。スウェーデンからドバイまで、-40℃から＋50℃の気温の中で、グローバルなオンロードテストが開始された。世界的な実車試験プログラムは、レンジローバー初の完全電気自動車に適応され、床下、バッテリーの耐久性、シャシーの完全性、熱軽減のための車両力学試験など、電気駆動システムの堅牢性が保証されている。 新型レンジローバー・エレクトリックは、既存のマイルドハイブリッド車やプラグインハイブリッド車とともに、ソリハルにあるフレキシブルなモジュラー縦型アーキテクチャー（MLA）上で英国内で設計、エンジニアリング、製造される。レンジローバーが2039年のネット・ゼロ・カーボンの目標に向けて電動化を進める中、バッテリーとEDUは初めて、英国ウォルバーハンプトンにあるJLRの新しい電気推進製造センターで製造・組み立てられる。
MotorFan編集部
