美容師が提案する「警察官限定メニュー」が話題!命懸けの仕事している人に「感謝」を 地域防犯にも一役
美容師が提案した「警察官限定メニュー」がSNS上で話題を呼んでいる。 「警察官立ち寄り所の肩書きが欲しくて作った」と件のメニューを紹介したのは、東京都町田市でフリーランス美容師として活動する高橋契二さん(@keiji_0817) 【写真】要チェック!金額と注意書き この「警察官限定メニュー」は、名刺などで警察官であると証明できればお得にヘアカットやヘッドスパが利用できるという。その背景や狙い、そして投稿への反響について話を聞いた。 ーー 警察官限定メニューを作ろうと思ったきっかけや背景について教えてください。 高橋:Threadsの投稿では冗談で「警察官立ち寄り所」の肩書きが欲しいと書きましたが、実際にはもっと真面目な理由があります。町田市は県境の街で治安に課題がある地域もあります。近年ニュースで耳にする「闇バイト」関連の犯罪にも危機感を抱いていました。24時間受付のフリーランス美容師として、防犯の重要性を強く意識し、今回のメニューを周知することで防犯に少しでも寄与できればと考えました。 また、美容院では年末に商品を狙った空き巣被害が度々起きることもあり、防犯意識を高めるきっかけになればとも思っています。 ーーこのメニューを通じて、警察官の方々にどのような価値を提供したいとお考えですか? 高橋:元々24時間受付の美容院として運営しているので、勤務明けにもお越しいただけることや、ヘッドスパを通じて疲れを癒す場所として活用してもらいたいという思いがあります。 ーー他の職業向けにも特別メニューを作るお考えはありますか? 高橋:特に警察官に限らず、自衛官や消防士といった命懸けの職業に従事されている方々に向けたメニューも検討しています。これらの職業の方々には髪型や髪色に規定がある場合が多いので、例えば、派手なブリーチカラーを楽しむプロレスラー限定メニューなども面白いのではないかと考えています。 ーー投稿の反響へのご感想をお聞かせください。 高橋:正直、このような形で記事になるとは思っていなかったので、一番驚いています(笑)。オーストラリアのシドニーでは、24時間営業のドーナツ店が警察官にコーヒーとドーナツを無料提供することで防犯に貢献しているというエピソードもコメントで知りました。 日本では警察官が勤務中に美容院に来ることは難しいかもしれませんが、地域の安全を守る方々にお返しができる仕組みが広がれば嬉しいです。命懸けの仕事をされている方々への感謝の形として「レディースデー」や「学割」のように普及していく流れが生まれたら素敵だと思っています。 ◇ ◇ 「警察官限定メニュー」は、防犯意識を高めるとともに、命懸けの職業への感謝を示す試みとして注目されている。こうした地域貢献型の取り組みは、地域社会に新たな価値をもたらし、共感と支援の広がりを呼ぶことが期待される。 ◆高橋契二さん関連情報 Share Salon JAM machida所属・24h受付の髪質改善とヘッドスパ髙橋契二 アマチュア怪談師 兼 フリーランス美容師 「普段は髪質改善メニューやヘッドスパを中心に24時間受付で美容師をしています。お仕事帰りや育児で忙しい方、人混みが苦手な方もぜひご来店ください。怪談好きのお客様には怪談を披露することも可能です」 東京都町田市原町田6ー13ー21 アミックスビル 4F Share Salon JAM 内 (よろず~ニュース特約・皮下 勇生)
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