阪神・藤川球児監督が「宝船」打線構想 佐藤輝、森下、大山の3、4、5番は初
「素晴らしい豪華客船に乗ったよ、というところにしてあげたい」
ナニワの街に近づく十日戎のようなにぎわいを、秋に―。〝宝船打線〟が福を呼んだとき、羅針盤は優勝の方角を指し示す。(須藤佳裕)
★データBOX
◉…阪神が佐藤輝、森下、大山の3、4、5番は初めて。順不同であれば昨季は68試合あった
◉…森下が4番で先発したのは過去1試合。昨年8月13日の巨人戦(東京ドーム)で4打数1安打2打点。一回にグリフィンから先制の11号2ランを放ち、8-5の勝利に貢献した。佐藤輝の3番は昨季1試合。5月5日の巨人戦(同)で3打数1安打1打点1四球
■宝船(たからぶね、ほうせん)七福神や八仙が乗り、珊瑚、金銀、宝石など、さまざまな宝物を積み込んだ帆船、または、その様子を描いた図のこと。新年をあらわす季語でもある。全国の卸売市場では縁起物として取り扱われる。また、帆には「寳(宝)」「福」「壽(寿)」などといった縁起の良い一文字が書かれている。