佐々木朗希争奪戦に「20球団」参戦と代理人明言 面談に選手同席は異例の拒否で各球団の持ち時間は2時間
ロッテからポスティングシステムを行使してメジャー移籍を目指している佐々木朗希投手(23)の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏が30日(日本時間31日)、日米メディアのオンライン取材に応じ、争奪戦に20球団が参戦してプレゼン資料などを受け取ったと明かした。ロサンゼルスに各球団が集まる形で面談が行われたが、面談に選手が同席することは拒否し、与えられた時間は1球団2時間未満だったという。すでに”1次面接”は終了した模様だ。 【写真】佐々木朗希、ロッテ同級生らの「頑張ってこい会」出席!一時帰国で楽しそう ウルフ氏はテキサス州ダラスで行われたウィンターミーティング中の10日(同11日)に取材に応じた際は、20球団以上が獲得に興味を示していることを明かしていた。球団選定の基準について地理的条件や都市の規模などは「それを問題にしたことはない」と話し、「彼を知って2年になるが、完全には把握していない」と説明していた。 25歳未満の選手とあってマイナー契約しか結ぶことができず(メジャー出場は可能)、契約金も各球団に割り振られた「国際ボーナスプール」から捻出する必要があるため、資金力に劣る球団も参戦している朗希争奪戦。今月10日にすでに交渉可能期間がスタートしたが、正式契約を結ぶのは、25年分の「国際ボーナスプール」がスタートする25年1月15日から、交渉期限の同23日(同24日)までの期間になる。 すでにドジャース、ヤンキース、メッツ、カブス、レンジャーズなどが面談を行ったことが報じられている。今月渡米していた朗希はすでに帰国。年明けに再渡米して各球団と最終面談を行うなどして選定に入るとみられている。
報知新聞社