【日本代表の中国戦スタメン予想】インドネシア戦から中3日も入れ替えは最小限か。“ベストメンバー”で2024年最終戦へ
実力伯仲の伊東、インドネシア戦でアピール成功の菅原は?
右ウイングバックは、堂安律(フライブルク)が先発し、伊東純也(スタッド・ドゥ・ランス)らを途中投入するケースが続いている。ただ、今回は中3日だと考えると、実力伯仲の伊東のほか、インドネシア戦で待望の最終予選初出場を果たすや価値あるゴールを奪ってみせた菅原由勢(サウサンプトン)の先発起用も十分あり得る。 予想は難しいが、勝利を重ねているなかで日中戦も10番がスターターで、試合展開に応じてアクセントを加えていくのではないだろうか。 左ウイングバックも三笘薫(ブライトン)で変更なしだろう。インドネシア戦でも巧みなアウトサイドパスで、南野拓実(モナコ)のチーム2点目をアシストした。出れば必ず仕事をする中村敬斗(スタッド・ドゥ・ランス)、攻守で相手にダメージを与え続ける前田大然(セルティック)が控えているのは、非常に心強い。 2シャドーは鎌田大地(クリスタル・パレス)と南野拓実(モナコ)から、インドネシア戦で複数の得点を演出するなど躍動した鎌田と、その一戦で出番のなかった久保建英(レアル・ソシエダ)のコンビに変更すると予想する。 久保はここまでホームで先発し、アウェーは控えという状況が続いており、「そう考えたらベンチの可能性もあるかもしれないですね。今のところオッズ通りに来ているので」と冗談を口にしていたが、2024年最終シリーズは今までのホーム&アウェーと違ってアウェー2連戦。この最終予選でアウェーゲーム初先発を果たすと考える。 南野は最終予選の全試合でスタメンを張っているものの、最近のパフォーマンスは鎌田の方がより優れている。 エース格へと成長した上田綺世(フェイエノールト)を怪我で欠く1トップは、再び小川航基(NEC)が先発を担う。小川はインドネシア戦で鎌田のクロスに反応し、先制点に絡むも記録はオウンゴール。今回は自らの名をスコアシートに載せられるか。 前節で大橋祐紀(ブラックバーン)が79分に小川と代わり、記念すべき初キャップをマークした一方で、出番なしに終わった古橋亨梧(セルティック)は、今度こそ切り札的な形で投入され、1年ぶりに代表戦のピッチに立つ可能性が高い。 取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)
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