鈴木ちなみ、シンガポールの保育園イベントは毎月「こんなこともあるんだ!」と驚きの連続
こんにちは!シンガポールで2歳児と5カ月の赤ちゃんを育てている鈴木ちなみです。 こちらのたまひよオンラインでは海外の子育てで感じたことを連載しています。 【画像】鈴木ちなみ、子どもと一緒に浴衣姿で。 上の子が今の保育園へ通って丸1年たちました。 年間行事もひと通り経験しましたが、初めて体験する行事もたくさんあって毎月「こんな事があるんだ!」と発見の連続だったように感じます。
お店やさんごっこで、2~3歳から企業家体験
最近も面白い行事がありました! それが、「Entrepreneurship」というもの。私も初めて聞く言葉で「何だろう?」と思いましたがアントレプレナーシップといって、企業家精神を育むものだそうです。 子どものクラスでは自分たちで商品を作って学校のイベントで保護者に販売し、その収益でお菓子を買って後日みんなで食べるという流れになってました。 子どもが作ったのは自分の手型のキーチェーンにコースター、クッキーです。 販売当日は各ブースに先生が立って、私は子どもと一緒に商品を購入しました。いちばん人気だったのはチョコチップクッキーで、買ってすぐにみんなで食べ始めていたのがかわいかったです。実際にお金をやり取りして、子どもにとっても楽しい経験となりました。 「お店やさんごっこ」は私も幼いころにやっていたけど、そこに実際にお金のやり取りが発生したり、そこで得たお金で何かするという経験がなかったので、その一連の流れがとても面白い取り組みだな、と感じました。2ー3歳にはちょっと早いんじゃないかな? とも思うけれど、こういった経験をさせてもらえることに感謝です。
「チルドレンズ・デー」で日本文化を紹介
昨年は「チルドレンズ・デー」というのもありました。これは国連の日でもあり、学校によってさまざまな催し物をするそうです。子どもの通う園では保護者が自分の国の文化やダンス、食べ物を紹介するということで先生からオファーをもらい、私は日本の文化を紹介しました。 と、言っても2歳児クラスなのでどんな風に日本を感じてもらおかな~と考えたところ、子どもたちには福笑いを体験してもらうことにしました。日本だったら福笑いのセットも簡単に手に入るけれどシンガポールでは難しそうだったので、家で印刷して作ってみることに。子どのもクラスでちょうど体のパーツを習っていたのが、福笑いを選んだ理由でもあります。 イベントには伝統的な服装で来てくださいとのことだったので、移住したときから温めておいた浴衣を着ました。(このときに帯を持ってくるのを忘れていることに気づいて、在住の知り合いの方に帯をお借りしました 笑) イベント当日に向けて、福笑いについてどんな風に説明しようか英文を考えたり浴衣を着る練習をしたり、クラスの子どもたちにプレゼントする折り紙を折ったり、色んな準備をしたのもいい思い出です。