【パリから速報】「ポーター」のタンカーがサステナブルに刷新して5月に発売!
ファッションウィーク開催中の仏・パリにて、「吉田カバン」が手掛ける「ポーター」の人気シリーズ「TANKER(タンカー)」のサステナブルなリニューアルが展示会型式で発表された。刷新の鍵を握る革新的な素材とは? 【写真】パリから速報|「ポーター」のタンカーがサステナブルに刷新!展示会型の写真をもっと見る
何も変わらず、何もかも変わる。 寒波が吹きすさぶ3月の仏・パリ3区。ファッションウィーク開催中で賑わいを見せる繁華街からほどなく離れた場所に、美術館「Musee Picasso」がある。エントランスには世界中の百貨店やセレクトショップのバイヤー、ブランドディレクターなどが集っていた。 彼らの目的は、日本が誇る「吉田カバン」が手掛ける「PORTER(ポーター)」からのビッグニュース。同美術館内を会場に即日情報解禁されたその内容とは、1983年に誕生した「TANKER(タンカー)」シリーズの「サステナブルな刷新」だった。全40型に及ぶ。
発売から40周年を迎える「タンカー」シリーズは、光沢感のあるナイロンツイルとナイロンタフタで中綿を挟む「ポーター」らしいボンディング素材を使用したバッグシリーズとして世界で認知されている。 このブランドの代名詞的存在が、100%植物由来のナイロン素材で、デザインはそのままに生まれ変わる。東レと共同開発し、世界初の量産化に成功したた強くしなやかで革新的なナイロン糸がその鍵となる。
パリの街頭には屋外広告を設置。英字で「NYLON FIBERS CASTOR OIL PLANT(トウゴマ)60%・CORN(トウモロコシ)40%」と明記されていた。 未来を見据えたメイド・イン・ジャパンの挑戦は、「何も変わらず、何もかも変わる」の言葉に凝縮されている。発売は5月を予定。続報を待とう!