スポルティングがマンC撃破、リバプールとミランも快勝 欧州CL
【AFP=時事】サッカー欧州チャンピオンズリーグは5日、リーグフェーズ第4節が行われ、スポルティング・リスボン(ポルトガル)がビクトル・ギェケレシュのハットトリックなどでマンチェスター・シティ(イングランド)から4-1の金星を挙げた。リバプール(イングランド)はドイツ王者バイヤー・レバークーゼンに圧勝し、ACミラン(イタリア)は前回覇者のレアル・マドリード(スペイン)を破った。 【写真】シティ戦に臨むスポルティングの守田(その他全16枚) スポルティングはフィル・フォーデンに先制点を許したが、ギェケレシュのゴールで前半のうちに追いつくと、後半開始直後にマクシミリアーノ・アラウホが逆転ゴールを奪取。その後にギェケレシュがPK2本を決めてハットトリックを達成した。ギェケレシュは今季公式戦17試合で23ゴールを決めている。 スポルティングのルベン・アモリム監督は、マンチェスター・ユナイテッドへ移る前にスポルティングの指揮官としての仕事をいい形で締めくくりたいと考えていたが、ギェケレシュが主役となって大勝を飾った。2020年からスポルティングを率いたアモリム監督は、試合後「こうなる運命だったと思う。他に説明のしようがない」と語った。 新方式のチャンピオンズリーグも折り返しを迎える中、スポルティングは勝ち点を10に伸ばし、リバプールに次いで暫定2位につけている。 一方のシティは、チャンピオンズリーグでは2018年4月にリバプールに0-3で敗れて以来の大敗を喫し、勝ち点7から伸ばせずに暫定6位に順位を落とした。 リバプールはルイス・ディアスがハットトリックを決めてレバークーゼンに4-0で大勝。ゴールはすべて後半に生まれ、ディアスが61分に先制点をもたらすと、直後にコーディ・ガクポがヘディングで追加点を挙げ、さらにディアスが2点を追加した。唯一全勝のリバプールは、勝ち点12で暫定首位に立っている。 対するレバークーゼンのシャビ・アロンソ監督にとっては、現役時代に所属した古巣のホームへの帰還だったが、大敗を喫し、チームは勝ち点7で暫定11位となっている。 欧州制覇15回のレアルと7回のミランとの名門対決は、ミランが3-1で快勝した。マリック・ティアウのゴールで早々にリードを奪った後、ビニシウス・ジュニオールのPKで追いつかれたが、アルバロ・モラタが古巣相手にゴールを決めて前半のうちに再びリードを奪うと、73分にタイアニ・ラインデルスが3点目を決めた。 レアルはこれで4節の段階で2敗目。両チームは勝ち点6で並び、レアルが暫定17位、ミランが暫定18位に位置している。 ASモナコ(フランス)は終盤のティロ・ケーラーの決勝ゴールでボローニャ(イタリア)を1-0で下し、勝ち点10の暫定3位に浮上した。ボルシア・ドルトムント(ドイツ)もドニエル・マレンの85分のゴールでSKシュトゥルム・グラーツ(オーストリア)に1-0で勝利し、同9ポイントで暫定4位。ユベントス(イタリア)は1-1でリール(フランス)と引き分けた。【翻訳編集】 AFPBB News