歴史ある逗子海岸のファミレスで、気になっていたアジフライの定食を実食!!
以前から気になっていた、ファミレスのアジフライを実食
美味しいアジフライを求めて、筆者が愛車のホンダ「CT110」で走ってきたのは神奈川県逗子市です。この日は、午前中から用があって逗子近辺に来ていましたが、諸々終わったのは15時過ぎ。昼メシ抜きだったので空腹MAXの筆者です。周りに何軒か食事のできそうな店はありますが、ランチタイムが終わって閉店しているようです。 【画像】和食のファミレス『夢庵 逗子店』のアジフライを画像で見る(20枚)
こんな時に、頼りになるのが朝から深夜まで営業しているファミリーレストランです。筆者的に「ファミレス」と言えばアメリカ発祥のデニーズの印象が強いです。日本では1973年に神奈川県横浜市の上大岡に1号店をオープンしたそうです。逗子市にも2009年まで逗子海岸店がありました。海が一望できる気持ちの良いロケーションで、ショートツーリングなどで筆者もよく立ち寄りました。 それが現在は「なぎさ橋珈琲」という店舗になり、デニーズ時代と同じように逗子海岸の美しい景色を眺めながらコーヒーや食事が楽しめます。逗子海岸に沿って走る国道134号には、海を望むレストランが何軒かあります。「なぎさ橋珈琲」も良いのですが、定食的な料理が食べたいと思った筆者が思い出したのは、和食のファミレス「夢庵」です。早速、国道134号を走って向かいます。 逗子海岸のちょうど真ん中あたりにある「夢庵 逗子店」には、同じ敷地内にハワイアンダイニング「ラ・オハナ 逗子海岸店」もあります。 この場所には、1926年に創業し、多くの著名人や文化人が訪れた「逗子なぎさホテル」がありましたが、1988年に廃業しました。そこは1955年に書かれた石原慎太郎の小説「太陽の季節」の舞台となり、当時の若者が憧れたホテルでした。いま思えば一度くらい訪ねておけば良かったです。最近では桑田佳祐が「なぎさホテル」という曲をリリースしています。
話を戻して、「夢庵 逗子店」に入って空いているテーブル席に座ります。すでに15時半を過ぎていますが、17時までランチタイムでメニューもランチとグランドメニューなどが置いてあります。 じつは以前から、「夢庵」に来なくてはと思っていたメニューがあるのです。それが「長崎県産あじフライ定食」です。ランチとディナーの共通メニューで、時間に関係なく食べられる定食です。アジフライの枚数は2枚と3枚から選べます。 メニュー見ていくと、昼のオススメメニューである小さな丼に入った麺とおかずが選べる「なないろ夢和膳」のおかずのひとつに、長崎県産のアジフライが入った「あじフライ&からあげ」がありましたが、筆者的には、やはり定食だなとオーダー用のタブレットを操作します。 ここで見つけてしまったのが「オールスター4種盛り定食」です。長崎県産あじフライにコロッケ、ヒレカツ、唐揚げと、その名の通り揚げ物オールスターな定食です。一瞬悩みましたが、初志貫徹で「長崎県産あじフライ定食(3枚)」をオーダーします。 これで足りない場合は、追加で「あじフライ&唐揚げ」や「唐揚げ(2個)」などというオーダーもできます。定食に自分でバリエーションを考えられるのもファミレスの魅力でしょう。