駅弁で余ったおかずを50円おつまみに 「もったいない」精神で食品ロス削減 立ち飲みで新しい客層も【広島発】
立ち飲みで新客層ゲット
驛麺家ビッグフロントひろしま店・藤田 欣也さん: 外の看板や当社のSNSを見ていただいて、立ち飲みファンの方が立ち寄ってくださるようになり、新しいお客様に来ていただいている印象があります。 新しい来店客の獲得にもつながったこの取り組みで藤田さんは、フードロス削減のためにおつまみ小鉢を食べてもらって、店を盛り上げたいと語る。 “おつまみ”として提供することで、廃棄は4分の1ほど減少。広島駅弁当の佐々木さんは、さらなる削減に意欲を示す。 広島駅弁当 製造部・佐々木哲也部長: 毎年廃棄は減っているので、どこまで減らせるかチャレンジをしたい。組織文化として、「もったいないと思う」のは失いたくないと思っている。 おつまみ小鉢の50円という価格が驚きだが、廃棄にもお金がかかるので、これは言わば“食べてもらうための価格”で、赤字かどうかよりもフードロス削減を目的としているということだ。 食べられるのに、保管が難しく捨てざるを得ないフードロスは、いろいろなケースがあるが、「もったいない」精神を発揮させることで、新たな活用策を見出すこともできるようだ。 (テレビ新広島)
テレビ新広島