宮迫さんと田村亮さん謝罪会見(全文3)吉本興業には感謝しかない
これまでの闇営業の経験は?
大村:すいません、リポーターの大村と申します。よろしくお願いいたします。今回、闇営業という言葉が広く蔓延したんですけれど、皆さんの世界では直という言葉のようですが、これまでの芸人生活の中で直のお仕事というのは、お2人は経験はあるんでしょうか。 宮迫:僕でいいですか。直の営業は30年やっていますので、大阪時代、30年近く前というのは、先輩に誘われて何度か、それでもあまりそういうふうな誘いで行くことはないほうだとは思うんですが、行ったことはあります。 大村:それは例えばギャラの金額に関してはお幾らぐらい。 宮迫:当時ですか。 大村:はい。 宮迫:当時はそれこそ5,000円とか1万円とか、そういうものだったと思います。 大村:亮さんは。 田村:僕は記憶にあるのが、今回のやつが2014年、あと同郷の、地元の先輩の会社の忘年会に2016年に行きました。それはちょっと顔出してくれと言われたので、同郷の先輩に。それで顔出して、忘年会であいさつして、それで帰りしに5万円いただきました。それ以外は人に呼ばれて行くっていうことはあっても、ギャラだったり車代とか交通費ももらって行ったことはないので、それぐらいしか記憶にないです。 大村:ではその今回の2014年12月のイベントというのは極めてイレギュラーな、金額も含め、ちょっと桁が違ったということに。 田村:金額は正直言うと、そのとき僕、吉本に入って、おそらくそのときが初めて直ってやつを行ったので、金額がすごい高いとかいう感覚は正直言うとぴんとはきてなかった。直ってこんなんなのかなっていう感覚もありました。 大村:実際おとといに、もう引退会見をするか契約解消をするかというかなり追い込まれた状態であったことがお察ししますけれど、そうなるまでの間に例えばSNSなどで今の気持ちをお2人が伝えるなど手段はあったと思うんですが。 宮迫:それに関しても一切するなということでしたので、することはできませんでした。 田村:本当に同じ気持ちで、やっぱり納得して、会社も一緒に納得してやりたいと思っていたので、それは説得をするという方向で、やらせてくださいというお願いのほうでずっとやっていました。