「人の役に立つことができるから楽しみ」3年間伸ばした髪を医療用ウィッグに 専門学校の職員が「ヘアドネーション」に挑戦
テレビ高知
病気やけがなどで髪の毛が抜けてしまった人たちに医療用ウィッグを提供する活動「ヘアドネーション」に先週、高知県高知市の専門学校の職員が挑戦しました。 【写真を見る】「人の役に立つことができるから楽しみ」3年間伸ばした髪を医療用ウィッグに 専門学校の職員が「ヘアドネーション」に挑戦 ヘアドネーションをしたのは、高知市の龍馬学園の職員、橋本優さんです。 龍馬学園は子どもたちに無償でウィッグを作っている大阪のNPO法人ジャーダックに毎年、関係者の髪の毛を提供しています。 (橋本 優さん) 「すごく楽しみです。自分も変われますし、人の役に立つことができるから楽しみです」 ジャーダックによりますと1人分のウィッグを作るために、長さ31cm以上の髪の毛がおよそ30人から50人分必要です。この日は生徒ら4人がかりで3年間伸ばした髪をカットしました。 (橋本 優さん) 「以前もずっと(ヘアドネーションを)続けてきたんですけど、また今回約3年間伸ばして学生に切っていただいたので、次も3年後にヘアドネーションに貢献できるように伸ばしていきたいと思います」 カットした髪の毛はその後、ジャーダックに送られたということです。
テレビ高知
【関連記事】
- 『娘の遺体は見ない方がいい』と言われた母は「会います」と答えた…被害者遺族の“生き方”と“願い”
- 船は全速力で衝突し、4分で沈んだ…修学旅行中の小中学生100人が犠牲 “紫雲丸事故”から69年「生き長らえて申し訳ない」生存者が語る“命の重み”
- “天国へのパスポート”になってしまった遺影 「迎えに行った娘の亡骸は冷たく…」修学旅行生ら28人が犠牲になった「上海列車事故」から36年
- “特捜戦隊デカレンジャー”デカブレイク役を襲った病、そしてデカピンクとの結婚と移住…放送から20年、6人の戦士が新作映画で再び集結
- きっかけは予約7000人待ち『釘ピアス』のカリスマ塩職人…元公務員の夫婦が“安定”を捨てて飛び込んだ「深すぎる塩の世界」