高松市の日本オーダーアルミが事業停止 自己破産申請へ 負債約1億8400万円【香川】
高松市香川町にある「日本オーダーアルミ」が5月31日に事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったことが分かりました。 民間の信用調査会社、帝国データバンク高松支店によりますと、「日本オーダーアルミ」は1992年1月設立のエクステリア商品メーカーで、物干し場用やベランダの屋根用のテラスなどアルミ製品を手がけ、2004年12月期には年間約5億7000万円の売り上げがあったということです。 しかしその後、同業者間の競争や大型案件の減少で2023年12月期には売り上げは年間約1億4000万円まで落ち込んでいました。原材料価格の高騰などもあり、財務内容は大幅な債務超過に陥り、外部コンサルタントの活用などで収益性の改善を図っていましたが、奏功せず、事業の継続を断念したということです。 負債額は2023年12月期末時点で約1億8400万円とみられています。 (写真提供:帝国データバンク高松支店)
岡山放送