高柴デコ屋敷で干支張り子づくり盛ん 2025年の干支は「巳」 幸運を呼ぶ縁起物<福島・郡山市西田町>
福島テレビ
2024年も残すところ1ヵ月あまりとなった。“たつ”から“へび”へ。福島県郡山市では、新年に向けて縁起ものづくりが最盛期を迎えている。 繊細な筆使いが光る絵付けの作業。約300年の歴史がある郡山市の彦治民芸は、2025年の干支「巳」を描いた張り子づくりに追われている。 高柴デコ屋敷・彦治民芸11代目の橋本大介さんは「毎年ひとつずつ(干支の張り子を)集めている方がたくさんいらっしゃるので、だからそういう方たちに飽きられないように、色を変えたり形を変えたり、模様を若干変えたりしながら、その年ごとにいろいろ考えて作ってます」という。 守り神として信仰され、幸運を呼ぶとされる「へび」。特に金運があると言われている。 「口をあけて、にっこり笑って、笑う門には福来たるで『笑福へび』といいます。(来年も)良い年になってほしいっていう思いで作ってますので、買って飾ってくださった方が(張り子を)見たときに、少しでも笑っていただけると良いかなと思ってます」と橋本さんは話した。 張り子作りは、来年1月中旬まで続き、期間中は8000個近く制作する予定だ。 営業時間:平日10時~17時 土日祝10時~16時 定休日:木曜日(12月からは木曜日も営業)
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