話題に事欠かない注目ゲレンデ【つがいけマウンテンリゾート】今季「人工降雪機13機」新規導入!「スノーパーク」をアップデート! 滑るだけじゃない「食べる」も“売り”のスキー場
■スノーパークは国内トップクラスのクオリティに
スノーパーク「TG PARKS」は、キッカーやジブアイテム、バンクドスラロームなどが揃ったオールジャンル対応。初級者から上級者まで幅広く楽しめるようにアイテムはさまざまなセッティングになっている。特にキッカーは練習にちょうどいい小さなものから、しっかりエアを決められるビッグサイズまで用意さている。 2連のビッグキッカーは土を盛った上にキッカーが作られており、今季はキッカー間の距離を10m離すセッティングに変えるため、夏から工事を行なった。この変更により、さらなるサイズアップが可能となり、国内トップクラスの2連キッカーへアップデートしていくことになる。
■ゲレ食の進化にも注目!
スキー場内のランチスポットは山頂や中腹、山麓の各所にバランスよく点在し、食べるところに困らない。24/25シーズンから新たに4つのレストランがオープンし、食の充実度がさらにアップしている。 山頂部のゴンドラ乗り場のすぐ下にある「キッチン栂の森」はレストランの一角に「雪麺 SNOW MEN」が出店。レストランメニューに加え、本格ラーメンを味わえるようになっている。 また、ゴンドラ中間駅があるゲレンデ中腹は、複数のレストランやカフェが集まる充実のランチスポット。それぞれの店舗でピザやラーメン、ハンバーガー、スイーツなど好みのメニューを楽しめる。 「雪の広場 イエティ」は人気の麻布十番「PIZZA STRADA」のピザのほか豊富なメニューを取り揃え、座席数も多いのでゆっくりくつろげる。さらに今季はベトナム・ハノイで人気の誇るフォーの名店「フォーティントーキョー」が出店し、本格的なべトラム料理が味わえるようになった。また、中腹には「バーガーキング」もあり、気候が良い日は屋外のテラス席でゲレンデを眺めながら食事を楽しめる。 コーヒーやクラフトビール、スイーツが充実した「コナユキカフェ」は、もともとくつろぎの場として親しまれてきたが、夕方からBGMをかけてより心地よく過ごせる空間に。 山麓の人気グルメスポット「つがいけ横丁」は、駐車場からゴンドラ乗り場を結ぶストリートにさまざまな店が軒を連ねる飲食街のような雰囲気。焼き鳥、プルドポークバーガー、和牛ステーキ、ジャークチキンサンドなどの店舗に加え、今シーズンから「Lulu’s Raclette」、「Beer&Chips」、「オムシェフオーサカ」の3店舗が新たにオープンする。 滑った後にウエア姿で食事やお酒を楽しむ人が多く、夕方が特に賑わっている。つがいけマウンテンリゾートのレストランは、ランチだけではなく、滑走後の歓談の場としても活用されており、アフタースノーまで楽しみを提供してくれる。 栗山 ちほ(くりやま ちほ) 長野県出身。標高1300mの八ヶ岳山麓育ち。幼少から自然と親しみ、夏は登山、冬はスキー&スノーボードと、通年アウトドアを楽しんでいる。 スキー誌を経てフリーランスとして独立後、ウィンタースポーツや登山の雑誌・Webのライターとして活躍。 ときどき山ごはんのレシピ提案や執筆も担当している。
栗山 ちほ