6棟全焼、焼け跡から1人の遺体…近隣住民「窓から見ると火の海だった」
26日午後10時30分頃、鳥取県米子市法勝寺町の男性(70)方から出火、木造2階建て住宅約60平方メートルを全焼した。周辺の住宅など5棟に燃え広がり全焼。約4時間50分後に鎮火した。 【写真】激しく燃える建物(26日午後11時7分、鳥取県米子市で)
火元の住宅にいた男性が、気道熱傷の疑いなどで病院に搬送。焼け跡から1人の遺体が見つかった。
県警米子署の発表によると、同居の高齢女性と連絡がとれていないという。同署などが遺体の身元確認と出火原因を調べている。
現場はJR米子駅から北に約500メートルの住宅地。周辺に煙が立ちこめ、近くのサービス付き高齢者向け住宅のホールには、付近の住民5人ほどが避難した。
家族4人で自宅でくつろいでいたという近くの女性(46)は「窓から見ると火の海だった。着替えて大事なものだけ持って、車で避難した。家がどうなっているのか心配だ」と話していた。
読売新聞