6節で早くも3敗…苦境のマンU、“3点差以上の敗戦”に関する不名誉なデータも
マンチェスター・ユナイテッドが不名誉な記録を打ち立ててしまったようだ。 プレミアリーグ第6節が現地時間29日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドは本拠地『オールド・トラッフォード』にトッテナムを迎えた。開始早々の3分にブレナン・ジョンソンに先制点を奪われると、42分にはキャプテンマークを巻くブルーノ・フェルナンデスが一発退場に。数的不利で迎えた後半にはデヤン・クルゼフスキとドミニク・ソランケに追加点を許し、0-3の完封負けを喫した。 エリック・テン・ハフ体制3年目の今シーズンは夏の移籍市場で大型補強を敢行したこともあり、さらなる飛躍が期待されているマンチェスター・ユナイテッド。しかし、プレミアリーグ開幕後6試合目にして既に3敗を喫しており、勝ち点「7」の12位に低迷。さらに本拠地『オールド・トラッフォード』ではここまで1ゴールしか挙げることができておらず、ヨーロッパリーグ(EL)を含めても4試合でわずか2ゴールという数字に留まっている 2013年にアレックス・ファーガソン元監督が退任して以降、リーグタイトルから遠ざかり、現在に至るまでかつての絶対的な強さを取り戻せずにいるマンチェスター・ユナイテッド。データサイト『Opta』によると、ファーガソン元監督退任後の同クラブはここまでリーグ戦424試合を戦い、3点差以上で敗れた試合が「23」あるとのこと。ファーガソン政権下の1035試合で喫した3点差以上での敗戦数「22」を、トッテナム戦の黒星によって上回ることとなってしまった。 また、イギリスメディア『Squawka』によると、今シーズンのマンチェスター・ユナイテッドが開幕後に挙げた5ゴールは、第6節終了時点での記録としては2007-08シーズンに次いで過去2番目に少ない数字だという。 苦境に陥るマンチェスター・ユナイテッドは10月6日に控える第7節でアストン・ヴィラの本拠地『ヴィラ・パーク』の乗り込む。“要塞”とも称される敵地で浮上のきっかけを掴むことはできるだろうか。
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