九州厚生局沖縄麻薬取締支所が入る那覇第一地方合同庁舎

　非公用軍事郵便を使って、合成麻薬「MDMB―4en―PINACA」を密輸するなどしたとして、九州厚生局沖縄麻薬取締支所（麻取）が、米軍嘉手納基地とキャンプ・シールズに所属する軍人の男8人、女1人の計9人を麻薬取締法違反容疑で那覇地検に書類送致していたことが27日、同麻取への取材で分かった。 「法律違反とは思わなかった」などと容疑を否認しているという。 　1人は海軍、ほかの8人は空軍に所属している。送検容疑は2023年12月～24年4月の間に、大麻成分に似た人口化合物を混合した合成麻薬を密輸するなどした疑い。