SNSでつながり性被害…中学校の運動部外部コーチが女子生徒と性的関係 養護教諭に相談…なぜ、発覚後も1カ月継続
「研修の強化が必要」意見相次ぐ
部活動の地域移行が進む中で起こった今回の不祥事。 長野市で開かれた部活動の地域移行に関する協議会でも、出席した学校関係者などから「研修の強化が必要」とする意見が相次いだ。 長野県中体連の小笠原重光会長は 「登用する前の研修、登用後の研修を重ねていく必要あるだろう。ボランティアの外部指導者には、ほとんど研修の機会が与えられていなかった、そういう方々を対象にした研修会が開かれていくことが理想ではないか」と指摘した。 また、千曲市教育委員会の山根義夫事務局長は 「指導者研修は十分必要だが、多くの方が普段働いている反面、(実施には)とても難しさがある」と話した。 長野県教育委員会の曽根原好彦教育次長は 「生徒と教員が密室で2人きりにならないとか、SNSは一切禁止とか学校で決まっているルールを教員は守っているが、外部指導者にも確認してもらって必ず守ってもらうようにする」といった考えを示した。 外部指導者の資質をどう担保するか。 協議会でも今後、不祥事防止に向けた取り組みを検討する方針だ。 (長野放送)
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