キングジョージVのゴリアット陣営がジャパンC参戦に意欲 「日本に行く可能性は高いと思う」
7月27日の英GI・キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(アスコット競馬場、芝2390メートル)を制したゴリアット(セン4・Fグラファール=仏)に、11月24日のGIジャパンカップ(東京芝2400メートル)参戦プランが持ち上がっていることが分かった。 23日に米国の競馬専門紙「Bloodhorse」電子版などが伝えたもので、前走後に同馬の権利の75%を取得したオーナーグループのジョン・スチュワート氏は「この馬は去勢されているので(種牡馬にはなれず)競走馬としてのキャリアが重要になる」としたうえで、候補に挙がっている米GIブリーダーズCターフとジャパンCを比較。「ブリーダーズCは魅力のあるレースだし、出走させたいが、調教師と話したところでは、この馬は大きいので(ブリーダーズCが行われる)デルマーのタイトなコースがベストかは分からない。ジャパンCは合うと思う。2つのレースの間隔は3週間。われわれは日本に行く可能性のほうが高いと思う」と参戦に強い意欲を示した。 ゴリアットはドイツ産馬で父は凱旋門賞馬トルカータータッソなどを出しているアドラーフルーク。通算成績は9戦5勝で、前走の〝キングジョージ〟はGI初挑戦ながらディープインパクト産駒のGⅠ6勝馬オーギュストロダンを下す大金星を挙げていた。
東スポ競馬編集部