【阪神】青柳晃洋が動作解析で〝復活〟に手応え「継続して体の使い方をやっていく」
阪神・青柳晃洋投手(30)が、4日、甲子園の球団施設を訪れ、トレーニングやキャッチボールで汗を流した。「(坂本)誠志郎とキャッチボールをしたり、走ったり。休みながら順調に体を動かしていますね」 今季は開幕投手に抜擢されながら、12試合の登板で2勝(3敗)と奮わず。復活を目指す来季に向けて、高知・安芸市で行われている秋季キャンプには参加せず、独自で調整を行っている。そんな中で、母校・帝京大で動作解析を行い、不調だった5月のデータと比較し、状態が良くなってきていると明かした。「自分の課題としての方向性は、修正されているという話でした。元に戻っているという感じなので、継続して体の使い方をやっていけばいいかなと思います」 また、終盤の9月21日のDeNA戦では4回2/3で降板、同30日も無失点ながら3回でマウンドを降りた。「あまり出る場面がなかったので、ふがいない気持ちと悔しい気持ちはあります」と振り返りつつ、「そういうのはもう関係ないので。良くなっているのを維持しながら、もっと良くできたらいいかなと思います」と言葉に力を込めた。 2021、22年には2年連続の最多勝、最高勝率に輝いた右腕。今季の悔しさを糧に調整を続け、25年シーズンは巻き返しを図る。
奥中佑佳