SNS型投資詐欺で2億4000万円被害…「株投資の勉強会」称するチャットで勧誘受ける
北海道警札幌厚別署は4日、札幌市厚別区の70歳代男性が、SNS型投資詐欺で、現金計約2億4000万円をだまし取られたと発表した。
発表によると、男性は7月上旬、保有する株の売買に関する情報をインターネットで集めていたところ、「株投資の勉強会」と称するSNSのチャットに招待された。その後、証券会社のアナリストを名乗る人物らから「優良銘柄の情報をお知らせする」「IPO(新規株式公開)の銘柄に投資するので絶対に利益が得られる」などと勧誘され、9月11日~11月18日の計26回にわたって計約2億4000万円を指定口座に振り込み、だまし取られた。
男性が自身の口座から利益を引き出そうとした際、手数料を求められたことを不審に思い、同署に相談して詐欺だと発覚した。