阪神・佐藤輝明メジャー挑戦直訴も「夢と現実の差」指摘する声 “実際の評価”、克服すべき課題は
佐藤は20代という脂の乗り切った時期でのメジャー挑戦を希望している。順調にいっても海外FA権を取得するのは30歳のシーズンとなる2029年。ポスティング制度を活用して極力早いタイミングでの移籍を目指したいが、その場合は球団からゴーサインを貰えるようなパフォーマンスも求められる。 「2026年には第6回ワールド・ベースボール・クラシックも開催される。阪神、侍ジャパンでともに大活躍して日本中から応援される選手になって海を渡って欲しい」(阪神OB) オフには、同僚の青柳晃洋がポスティングでメジャー挑戦を目指している。阪神にとって欠かせない投手だが、周囲からの反対意見は少ない。2021年から2年連続で最多勝、最高勝率のタイトルを獲得するなど、これまでチームに貢献してきたからというのもあるだろう。 「テルはもっと上手くなれる。その先にメジャーがあると考えて『必死にやれ』と言いたい」(阪神OB)という思いは、球団関係者、ファン共通のもの。「メジャー挑戦」を公言したことで周囲の見る目は今まで以上に厳しくなる。負けることなく、今季こそ真価を見せて欲しい。
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