宮崎で宿泊キャンセル2万4千人 震度6弱地震後、県は対策検討
宮崎県の河野俊嗣知事は19日の記者会見で、8日夕に県内で震度6弱を観測した地震後、県内の宿泊施設で約2万4千人分のキャンセルが出ていると明らかにした。お盆期間中のかき入れ時を直撃したため、宿泊業者から悲鳴が上がっており、河野氏は「タイミングを見ながら積極的に誘客対策を展開していく必要がある」とした。 ホテルなど約200施設が加盟する「宮崎県ホテル旅館生活衛生同業組合」が8日以降の県内の宿泊キャンセル状況を調査。16日時点で約130施設から回答があった。 ビジネスホテルを経営する組合理事長の有田恒雄さん(74)は「県にはコロナ禍の『県民割』のような誘客策を講じてほしい」と話した。