もっともおいしい「温州みかん」はどれ? 野菜ソムリエが審査する「第4回 全国みかん選手権」、エントリー受け付け中
日本の冬を代表する果物「みかん」は、手で皮が簡単にむけるので、年代を問わず手軽に食べられ、人気の高い果物。日本野菜ソムリエ協会は、“最もおいしい温州みかん”を決定する「第4回 全国みかん選手権」を12月4日(水)に開催する。野菜のプロである「野菜ソムリエ」が全国各地の「温州みかん」の味覚を評価する。11月24日(日)までエントリーを受け付けている。 エントリーされた各地の「温州みかん」を、野菜ソムリエ20人が産地や品種、生産者などの情報をすべて伏せて食味。そのおいしさを審査し、2024年の温州みかんナンバーワンを決定する。エントリーは、同選手権サイト内の専用フォームから行う。出品料は1品1万1000円。表彰は、最高金賞・金賞・銀賞・銅賞・入賞。審査結果は、12月4日(水)に同協会公式Instagramで速報を発表する。生産者には、知名度アップやネットワークづくりのチャンスだ。 第3回で最高金賞に輝いたのは、「濃い味旨味みかん」(木村農園・和歌山県紀の川市)。味が濃く、甘みと酸味のバランスが良い濃い味のミカン。後味がさっぱりしており、香りのよさも評価された。カツオと昆布の肥料で育てることで、甘さと濃い味わいを実現しているという。