【私の憧れの人】由美かおる、オードリー・ヘプバーンのように「心からやさしく美しくありたい」、人生の最後まで“社会貢献”を
オードリーに倣って使う「2つの手」
オードリーのこの言葉も、由美は心にとどめている。 《大人になればきっと自分にも2つの手があることに気づく。ひとつは自分を支えるため。もうひとつは誰かを助けてあげるため》 憧れの大女優に倣い、由美も「2つの手」を使う。 「女優を引退後、オードリーは人生の最晩年まで、ユニセフの親善大使として世界を回り、貧困や飢餓などに苦しむたくさんの人に手を差し伸べました。私もこの先の人生、最後まで彼女のように、これまで助けていただいた多くのかたがたに恩返しがしたい。 いまは私なりにできることをしようと、高齢のかたに健康法や体形維持の方法をお伝えしています。そうしてみなさんを元気にして、少しでも社会貢献ができたらと思うんです」 【プロフィール】 由美かおる(ゆみ・かおる)/ 西野バレエ団に所属していた中学3年生の頃、創設者の西野皓三さんのすすめでテレビ番組に出演。放送を見た石原裕次郎さんの希望により映画『夜のバラを消せ』で銀幕デビュー。16才で上京し芸能界へ。現在は呼吸法「由美ブリージング」を広める活動も行う。 ※女性セブン2024年11月14日号