【天皇杯】筑波大GKと町田黒田監督に因縁あり?サッカー界は広いようで狭い…だから面白い
<天皇杯:町田1-1(2-4)筑波大◇2回戦◇12日◇Gスタ 筑波大(茨城)がPK戦の末、J1首位のFC町田ゼルビアに競り勝ち、大金星を挙げた。 【写真】筑波大に敗れ選手を迎える町田黒田監督 PK戦ではGK佐藤瑠星(りゅうせい、3年=大津)が2本止めて、延長のスーパーセーブなど、圧倒的な存在感を示し、ジャイアントキリングを成し遂げた。 その佐藤、大津高3年時の全国高校選手権決勝、記念すべき2021年度の第100回大会で日本一をかけ、青森山田高と対戦。大会屈指のGKと注目され、その実力を発揮して勝ち上がってきたが、大一番では0-4での完敗を喫していた。 当時の青森山田の監督が、現町田の黒田剛監督。時がたち、佐藤は筑波大に進み、黒田監督は町田の指揮官となりこの天皇杯で“再会”。そして、リベンジを果たした。 この因縁には「もしかして大津のキーパー?」「リベンジ成功です」などといったXでの書き込みが。 サッカー界は広いようで狭い。そして、勝者と敗者はいつも紙一重。だから、面白い、という試合でもあった。