子牛の初競り 一頭当たりの平均落札価格は約39万円と2024年とほぼ同じ水準の取り引き【徳島】
JRT四国放送
(会場アナウンス) 「49万円。240番様の購買です」 1月9日、徳島県上板町のJA全農とくしま上板畜産センターで行われた子牛初競りには、食肉用として子牛を大きく育てる肥育農家ら9人が参加しました。 徳島県内の生産者が持ち込んだ生後7か月から8か月の体重300kgを超える子牛68頭が競りにかけられ、参加者は血統や体格を見定めながら次々と競り落としていきました。 この日の平均落札価格は一頭あたり38万8656円で、2024年の39万8047円と大きな変動はありませんでした。 (株式会社ICO 井上健作取締役社長) 「36頭買いました。今年は例年以上に揃ってました。体重もあって、日にち以上に成長していて、いつも以上に(いい子牛が)揃っていた。農家さんがいい牛を揃えてくれた」 子牛は、肥育農家らのもとで1年半ほど育てられたあと、食肉用の牛として出荷されます。