ヤクルト・山田哲人、9戦ぶり一発で神宮通算447打点と最多記録更新＆決勝中犠飛で1打点追加 チームも”青木効果”で引退表明後4勝2敗
◇19日 ヤクルト5―1広島（神宮球場） 打線に弾みをつけた快音だった。ヤクルトの山田哲人内野手が1点を追う2回に12号ソロ。広島先発・床田の直球を左翼席に運んだ。8日の阪神戦（神宮）以来、9試合ぶりの一発で神宮通算447打点の最多記録を樹立。4回には決勝中犠飛も放った。 チームは逆転勝ち。精神的支柱の青木が13日に現役引退を表明してから4勝2敗と雰囲気は盛り上がっている。背番号23と1を継承している山田は「残り試合は少ないですけど青木さんとプレーできる喜びをかみしめたい」としみじみ語った。 高津監督は「みんな心のどこかにすごく寂しさを持ちながらベンチでにぎやかにやってます」と説明。5回に代打で2試合連続安打を放った大ベテランの存在感に「打てばもっと元気になる。こうして勝っているので非常にチーム自体が元気になっている」と最敬礼だ。
中日スポーツ
