3位は吉住、2位は福田麻貴(3時のヒロイン)、1位は…「役者として期待する芸人ランキング」女性編ベスト10
■逆に女優に演じられるという逆転現象 番外編③ ホラーやオカルトの印象よりも江古田ちゃん 鳥居みゆき 初期の芸風の見た目のせいか、サイコホラーやオカルトの印象をもつ人も多いが、政治ネタが辛辣で秀逸だったと思い出した。 主演作「臨死‼江古田ちゃん」(日テレ)が首もげるほどハマり役だった気がする。原作ではほぼ全裸だし、ドラマでは描き切れないジレンマはあったが、江古田ちゃんは適役。 最近は「シッコウ‼」(テレ朝)で裁判所の強制執行をうける妻の役で、執行官に悪態ついたりしてね。「陸王」(TBS)で演じた教師役のように、インテリが似合うと思うんだけどな。 番外編④ 姉妹ブランドが強すぎる 阿佐ヶ谷姉妹 姉妹じゃないけど姉妹感の強い、阿佐ヶ谷姉妹の渡辺江里子と木村美穂。ドラマ出演が多いのは渡辺のほうだ。「科捜研の女」(テレ朝)ではまさかの犯人役もこなした。 逆に、木村多江と安藤玉恵に演じられるという逆転現象も起きてしまう。イメージというかブランドが強いので、これはこれで維持していただきたく。 ■角野卓造似よりインテリ役の方がハマる もう、ついつい長くなっちゃう。ランキングに戻ります。 6位 女中頭に仲居頭、着物が似合う強みを生かす 友近 演歌歌手・水谷千重子として「徹子の部屋」に出演したくらい、多才なオールラウンダーなのだが、やっぱりしっくりくるのは和装。 朝ドラ「あさが来た」ではヒロインに生涯を捧げる女中・うめ役で、番頭の雁助(山内圭哉)との切ない恋模様で話題を呼んだ。 「プロミス・シンデレラ」(TBS)ではヒロインの初恋の相手が副社長を務める老舗旅館の仲居頭役で、物語をぐっと引き締めた。この年代の女芸人があまりドラマに出ないので、息の長い存在として牽引してほしい。 5位 議員役が意外とぴったり、次は実演を 近藤春菜 角野卓造似を活かした三の線起用が多かったけれど、最近はインテリ女性の役が増えて、説得力も貫禄も十分。 「悪女」(日テレ)では優秀なエンジニア役、「ラストマン」(TBS)では顔出ししない料理インフルエンサーの代理人を務める弁護士役、そしてついに「ブラッシュアップライフ」(日テレ)では市議会議員役まで上り詰めた(といっても選挙ポスターの写真出演だけだが)。 なんとなく社民党や共産党の議員っぽさがあるよね。ということで、次は実際に政治家役を推奨。