イタリア・ミラノで世界最大規模のバイクショー「EICMA 2024」開催
BMWモトラッドやKTMが会場に復帰
2024年11月5日から10日まで、イタリア・ミラノで「EICMA 2024」(ミラノモーターサイクルショー)が開催された。 【写真】日本メーカーの注目車種も! 「EICMA 2024」の出展車両を写真で紹介(33枚) EICMAは、毎年11月に行われる世界最大規模のモーターサイクルおよびその周辺商品の展示会であり、開催は今回で81回を数える。コロナ禍以降は完成車メーカーの参加見送りも目立っていたが、今回はBMWモトラッドやKTMなどが復帰。日本からもホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキと4大メーカーすべてが出展した。 発表・展示の内容も充実しており、日本メーカーではホンダが2台の電動バイク「EVファンコンセプト」「EVアーバンコンセプト」や、電動過給機付きの3気筒エンジンなどを発表。ヤマハも新型スーパースポーツモデル「YZF-R9」を、スズキも新型デュアルパーパスモデル「DR-Z4S」およびスーパーモトモデル「ZR-Z4SM」を出展し、注目を集めていた。 他国のメーカーでは、BMWモトラッドがミドルクラスアドベンチャーのコンセプトモデル「コンセプトF450GS」を公開。ドゥカティの新型「パニガーレV2」「ストリートファイターV2」や、KTMの「1390スーパーアドベンチャーS EVO」、ロイヤルエンフィールドの「ベア650」「クラシック650」、ハスクバーナの新型「ヴィットピレン801」、アプリリアの「トゥオーノ457」など、市販車のニューモデルも大いに注目を集めていた。 初開催から110周年という節目の年に行われたEICMAは、45の国と地域から2163のブランドを擁する770社以上の企業が参加。来場者数は延べ60万人以上となった。 2025年のEICMAは、同年11月4日から9日まで行われる予定だ。 (webCG)
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