筒香は代打で登場…1点リードの7回に技ありの左前適時打

巨人戦で適時打を放ち雄叫びを上げるDeNA・筒香嘉智【写真：小林靖】

■DeNA 2ー0 巨人（16日・東京ドーム） 　DeNA・筒香嘉智外野手が16日、東京ドームで行われた巨人とのクライマックスシリーズ（CS）ファイナルステージ第1戦で7回に代打で登場。勝利をもたらす左前適時打を放った。今季途中に古巣復帰した32歳の渾身の一打にファンは歓喜。「流石すぎる」「生き様に惚れる」「やっぱ必要ですわ」と声をあげている。 【実際の映像】ノーステップに切り替えてレフト前に　勝利もたらす筒香嘉智の技あり打 　筒香は1点リードの7回1死一、三塁で打席へ。この場面で代わった2番手の左腕・高梨がカウント2-2から投じたスライダーを左前に運んだ。ノーステップに切り替えての技あり一打。貴重な追加点に雄叫びをあげた。 　今季途中に5年ぶり日本球界復帰。左肋骨の疲労骨折など怪我もあり、57試合出場で打率.188（149打数28安打）、7本塁打、23打点に終わった。しかし、日本シリーズ進出が掛かった大一番で技ありの一打を放ち、勝利をもたらした。 　技術が詰まった安打にファンは感激。SNSには「横浜を頂きに連れて行くために帰ってきた男！」「筒香嘉智と日本一の景色が見たいんよ」「やっぱ筒香よな」「感慨深い」「代打筒香は贅沢すぎ」とコメントが寄せられた。巨人のアドバンテージを合わせて1勝1敗のタイ。7年ぶり日本シリーズ進出へ、チームのために打つ筒香の打棒に今後も注目だ。