夫が「まだ着れるから」と、首元のよれた服を着続けます。家計は助かりますが正直、見た目が気になります。勝手に処分するのもどうかと思いますし、どうすれば良いでしょうか…?
ひとつの服を楽しみながら長く着続けることは、家計にやさしくエコな生活習慣であるため、望ましいと考える人も多いでしょう。 しかし、生活を共にするパートナーが度を越えて服を長期間着続けている様子を見ると、「そこまでしなくても」と言いたくなる場合もあるかもしれません。 ▼夫婦2人で「6缶パック」のビールを1週間で消費! これって飲みすぎ? 健康のためにもやめるべき? 本記事では服を処分すべき目安や、実際に世間の人がどれくらいの期間で服を処分しているのか、「まだ着られる」と言うパートナーを説得する方法などについて解説します。
「ずっと着たいお気に入りの服がある」人は10人中6人
化粧品メーカーの花王が全国の20代~50代の男女1000人を対象に調査したところ、全体の63.3%の人が「ずっと着たいお気に入りの服がある」と回答し、その枚数は平均3~5枚とのことです。 この調査のように「お気に入りだから」という理由の人もいれば、「まだ着られるから」という理由から服をいつまでも持っている人もいます。 首元がよれていたり、毛玉が目立っていたりする捨てどきの服をいつまでも着続けるのは、家計は助かるものの、パートナーとして恥ずかしい気持ちになる場合もあるでしょう。とは言え、自分の感覚だけで「もう処分した方が良い」と思っていても、世間の感覚からはずれている可能性もあります。一般的に服はどのような状態になったら処分すべきなのでしょうか?
服を処分するまでの期間は平均4.9年。どうなったら処分すべき?
さきほどの花王の調査によると、日常生活で着用する服を処分するまでの期間は平均で4.9年です。また、服を着なくなる・処分する理由についての上位回答と割合は次のとおりです。 ●たるみ、ちぢみ、ほつれ、やぶれなどの損傷:74.8% ●シミや黄ばみ、汚れなどが目立つようになった:68.1% ●サイズが合わなくなったなど:34.6% ●デザインなどに飽きる、好みではなくなった:29.1% ●新しい服を購入し、そちらの出番が増えた:28.8% このように、外部的な損傷や汚れ、そしてサイズが合わないといった理由で服を処分している人が多く見られます。