沖縄から世界の平和願い、祈念像「浄め」 バスガイドや中学生らが心を込めて 糸満市・摩文仁
【糸満】新年を前に、沖縄県糸満市摩文仁の沖縄平和祈念堂(座安毅所長)で11日、平和祈念像のほこりを取り払う「浄(きよ)め」が行われた。 【写真】高さ約12メートルの平和祈念像
祈念堂の職員やバスガイド、県工芸振興センターの研修生、浦添市美術館職員と那覇中学校生徒ら22人が参加。高さ約12メートルの像の隅々まで、心を込めて拭き清めた。 沖縄バスでガイドの教育係を務める天久弘美さんは「世界の恒久平和を願って例年参加している。本土とは異なる沖縄の歴史や戦争の悲惨さ、命の大切さをしっかりと伝えられるガイドを育成したい」と語った。 沖縄平和祈念堂では31日午後10時~1月1日午前1時、恒例の「摩文仁・火と鐘のまつり」を開催する。
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