「まーす北上」など経営 飛鳥商事が破産手続き開始【岩手】
IAT岩手朝日テレビ
パチンコ店などを運営している盛岡市の「飛鳥商事」が盛岡地方裁判所から28日付けで破産手続き開始の決定を受けました。負債総額は今年県内で最大です。 帝国データバンクによりますと、飛鳥商事は、沿岸地域のパチンコ店のほか北上市の公衆浴場「まーす北上」を運営していて、ピーク時には年間収入高およそ250億円を計上していました。 しかし事業拡大による資金負担増加やコロナ禍が重なり去年9月の決算時点で年間収入高はおよそ25億5000万円まで落ち込み、赤字決算が続いていました。 負債総額はおよそ35億3500万円で、今年県内で破産手続きをした企業の中で最大の額となりました。