「這い上がれよ」不振であえぐ楽天・伊藤裕季也選手を救ったのは三木肇新監督の一言「自分の使い方とかモチベーションとか言っている立場じゃない」と気づかされた【ヒーローインタビュー】
伊藤選手が尊敬してやまないのが、チームの先輩、岡島豪郎選手。野球と真摯に向き合う姿勢や仲間への接し方など、その生き様から多くを学んでいるそうです。 そんな岡島選手は以前、野球人生についてこんな事を語っていました。 楽天 岡島豪郎選手: (Q この12年間振り返ってどういう野球人生でした?) いや、もう9割9分、苦しかった。だってキツイっすもん、練習。 ■「お前は主役にもなれるし脇役にもなれる」と言ったのは… 楽天 伊藤裕季也選手: 僕も一緒ぐらいです。9割以上は、本当に苦しいことの方が多いかなとは思いますね。結果が出ても苦しい時期っていうのはありますし、 結果が出なければもちろん苦しいですし、自分に圧がかかる瞬間がほとんどなので。でも僕は周りの人に助けられているのを すごく感じている“しんどい”とか “前向かないな”という時にチームメイトのみんなが明るかったり、先輩やコーチのが“なんかあったのか”と声かけてくれたりするのはすごく多くて、なんとか切り替えている。 チームメイトや監督の言葉を支えに、迷いを振りきった今シーズン、来シーズンはひたむきに前へと進みます。 楽天 伊藤裕季也選手: 僕が三木監督から言われたのは、“お前は主役にもなれるし脇役にもなれる”。ホームランを打つことも僕はできるし、粘ってファーボールで塁に出るっていうこともできる選手だと思っている。その状況に応じ時にはサインプレーも決めて、全てのことをできるようにやっていきたいと思うので、来年は細かいプレーの内容っていうのを見てほしい。 【tbcテレビ ヒーローインタビューより】
東北放送
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