2021年2月、野々市市の女子中学生がいじめを苦に自殺した問題で遺族がきょう、野々市市に損害賠償を求め提訴することが分かりました 2021年2月、野々市市立の中学校に通う1年生の女子生徒は同じクラスの女子生徒からのいじめを何度も学校に相談していたにも関わらず学校が市の教育委員会への報告を怠るなどした結果自殺しました。 教育委員会が設置した調査委員会は去年2月、22項目にも及ぶいじめが継続されたことが自殺につながったする報告書をまとめ、教育委員会側に再発防止を求めました。遺族はこれを受け適切に対応しなかった教師などの処分を求めましたが教育委員会側から何の報告もなかったということです。 遺族側は野々市に損害賠償を求め提訴する方針を固め、27日午後、金沢地方裁判所に訴状を提出すると言うことです。 野々市市教育委員会は、石川テレビの取材に対し「訴状内容の確認ができないためコメントは致しかねる。情報を確認でき次第、真摯に対応していきたい」と答えています。