昨年準V・Honda熊本が初戦敗退 転籍1年目の米倉は感謝示す最速154キロ「先発として都市対抗に」
◇第49回社会人野球日本選手権大会1回戦 Honda熊本2―3東芝(2024年10月30日 京セラD) 昨年準優勝のHonda熊本が東芝に2―3で競り負け、初戦で姿を消した。 Hondaから転籍1年目の米倉貫太が感謝を示す全力投球を披露した。 1―3の8回1死一塁から3番手として救援。自己最速を3キロ更新する154キロを計測し、打者3人を1安打無失点に抑えた。 「最近のオープン戦での登板やブルペンでも調子が良くて、自信を持ってマウンドに上がることができました。これまでは最速151キロの壁があった。こういう大舞台で自己最速を更新できたことは収穫だと思います」 埼玉栄から高卒でHondaに入社して5年間を過ごした。社会人6年目となる今年からHonda熊本に転籍し、春先から積極的に登板機会を与えられて成長を示した。 「今年は先発機会をいただいたときに打たれることが多かった。来年は先発の1枚目として回れるようになり、都市対抗の本戦出場に貢献したいです」と来季を見据えた。