ソフトバンク、ロッテに今季初の同一カード3連戦3連敗 交流戦前の30勝ならず 山川穂高の「不敗神話」も終わる ロッテは8連勝
◆ロッテ7―1ソフトバンク(26日、ZOZOマリン) ソフトバンクが今季2度目の3連敗を喫した。同一カード3連戦3連敗は今季初で、交流戦前のシーズン30勝到達も逃した。ロッテは2分けを挟んで8連勝。 ■周東速すぎ!? 大渋滞の3者連続生還【動画】 ソフトバンクは中14日で先発したカーター・スチュワート・ジュニアが3回に2点を先制された。小川龍成、荻野貴司の連打と四球などで1死満塁として、ネフタリ・ソトに甘い直球を中前へ運ばれた。 打線はブルペンデーだったロッテの継投の前に7回まで無得点。7回は5番手澤村拓一の3連続四球で無死満塁の絶好機を得たが、代打中村晃が6番手鈴木昭汰の前に投ゴロ併殺打。2死二、三塁となり、好機に強い三森大貴も粘った末に遊ゴロに倒れた。 8回は簡単に2死を奪われたが、柳田悠岐が7番手国吉佑樹から四球を選び、山川穂高が右中間を破る適時打。24日のカード初戦の初回以来、25イニングぶりの得点で1点差に詰め寄った。さらに近藤健介の左前打と栗原陵矢の四球で2死満塁としたが、川村友斗が8番手益田直也の前に3球三振を喫した。 ソフトバンクは8回に4番手の松本裕樹が決定的な5点(自責4)を失い、打線が9回も益田に反撃を封じられた。山川が打点を挙げた試合はここまで19勝1分けだったが、21試合目でついに「不敗神話」は終了。スチュワートは今季2敗目を喫した。
西日本新聞社