【体操】岡慎之助 団体総合の試合中に涙を見せたワケ 逆転金にはあの元日本代表選手が影響?
パリ五輪・体操男子で団体総合、個人総合、種目別鉄棒の3種目で金メダル。52年ぶりの3冠を達成した岡慎之助選手が、団体総合の試合中に見せた涙のワケを語りました。 【画像】声援に応える体操・岡慎之助選手 団体の決勝、最終種目の鉄棒を前にトップの中国と3点差以上が開いていた日本。このミスが許されない場面で出番が回ってきた岡選手は、見事な演技を披露し最終の橋本大輝選手へバトンをつなぎます。 するとここで、まだ試合が終わっていないのにも関わらず涙を浮かべる岡選手。最終演技の橋本選手を送り出す際も、チームで一人だけ泣いていました。 この時の涙について「(プレッシャーからの)開放感がすごくて、安心しちゃって」と理由を明かした岡選手。つづけて「橋本選手には申し訳なかった」と話しました。 それでも、自身の演技はノーミスで逆転金メダルに大きく貢献した岡選手。なぜプレッシャーがかかる場面で実力が出せたか問われると、サッカー元日本代表・長谷部誠さんの著書『心を整える。』を読んで、メンタル面で強くなったことを明かしました。 特に影響を受けた内容について岡選手は「マイナス発言は自分を後退させる。団体鉄棒でも本当にポジティブなことだけを考えて臨んだ。試合中の結果も気にならない、それだけ演技に集中していた」とコメント。逆転金メダルの大きな要因になったことを話しました。 (12月21日放送 日本テレビ「Going! Sports&News」を再構成)