<おむすび>“佳代”宮崎美子 ヒロインの祖母役に決まり「いよいよおばあちゃん役が来たのか」 実年齢より上の役に「今も手探り」
俳優の橋本環奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」(総合、月~土曜午前8時ほか)で、主人公・結(橋本さん)の祖母、米田佳代を演じる宮崎美子さん。佳代は、古くから伝わる先人たちの知恵に明るく、結が困った時の良きアドバイザーという役どころだ。宮崎さんが、出演が決まった際の心境や、演じる佳代への思いなどを明かした。 【写真特集】宮崎美子、62歳で中学生役! 膝丈スカート姿も
◇佳代役は「話し方も意識」
宮崎さんは出演が決まった時、「あぁ、いよいよおばあちゃん役が来たのか」と感じたといい、撮影を通して「『おばあちゃんです』と言うのも、だいぶ慣れてきました」と笑う。
「佳代さんは、私の実年齢より少し上の設定なので、話し方も意識しています。今は、70代もまだ若いイメージじゃないですか。北村有起哉さんが息子なので私の実年齢よりも少し老けて見えた方がバランスが良いかな、でもまだ先もあるので、あまりに老けてしまうのもな……とか、今も手探りですね。あと、ちょっとだけ背が縮んでいる感じも意識しています。子どもって、おじいちゃんやおばあちゃんのこと好きですよね。慕ってくれるところがあるからうれしいなと思っています」
宮崎さんは、演じる佳代について「佳代さんは後ろで見守るポジションだと思います。うちは、なんといっても、おじいちゃん(米田永吉、松平健さん)があぁですから。威厳があるというか、わがまま気ままにやりたいことをドーッとやっていく人なので、手綱を引っ張ってコントロールしつつ、息子夫婦を見守っています」と話す。
「ときどき愛子さん(麻生久美子さん)が実の娘なんじゃないかと思ってしまうくらい、愛子さんとの距離が近いですよね。仲の良い姑とお嫁さんで、すごく良い関係だなと思います。愛子さんも肝が据わっていて、佳代さんと似ているところもあるので、頼りにしているんだろうと思います。優しいと言えばいいんですけど少し気が弱くてクヨクヨしがちな息子を、うまく愛子さんが引っ張ってくれているんですよね」