【速報】新スーパーモタード「DR-Z4SM」正式発表! 38PSのパワーに電子制御フル装備!
スズキインテリジェンスライドシステム採用!任意でカットできるトラコンも
車体設計はもとより、内部システムも最新鋭に強化された。近年のスズキ製スーパースポーツ、ストリートファイターに搭載されているスズキインテリジェントライドシステム(SIRS)を、DR-Z4SMも獲得。走行モード設定は三段階で、アグレッシブで鋭敏なモードA、ソフトで乗りやすい味付けのモードB、ウェット路面に対応するモードCを選択できる。さらにトラクションコントロールでは、より精密にリアタイヤのグリップを制御。モード1、2、グラベルの3種類で、路面に合わせて変更ができるほか、スーパーモタードらしい鋭い走りのために、完全にスイッチをオフにすることも可能だ。ABSは前後に搭載されているが、リア側はこちらも任意でカットすることが可能。ダートコースでのホイールロックをコントロールし、好みの制御方法を楽しむことができる。 スロットルは電子化されたライドバイワイヤを採用。オンボードECMを活用し、緻密なスロットル制御性を実現した。軽く確実な動作ができるライドバイワイヤだが、シーンやポジションによってワイヤー風に遊び調整ができるスロットルワイヤ―も備えている。 そんなDR-Z4SM、いまだ価格は未発表だが、EURO5+への適合で世界中どこでも販売が可能だ。既に欧州モデルも発表されており、国内仕様販売の障壁はない。かつてよりライバルの少なかった国産ハイパワーモタードの雄だが、現行ラインナップの中ではカテゴリー唯一の存在となるだろう。気になる発売は2025年5月より、北米&欧州を中心に開始予定とのこと。国内仕様の情報解禁を待ちたい! また、同時に発表されたDR-Z4Sも、貴重な400ccオフローダーとして目が離せない存在だ。こちらも排ガス規制適合や最新装備はSMと同様。オフロードファンも続報を待つべし!
DR-Z4SM[2025:海外]主要諸元
・全長×全幅×全高:2195×885×1190mm ・ホイールベース:1465mm ・シート高:890mm ・車両重量:154kg ・エンジン:水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒 398cc ・最高出力:38PS ・最大トルク:37Nm ・燃料タンク容量:8.7L ・変速機:5段リターン ・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク ・タイヤ:F=120/70R17 M/C、R=140/70R17 M/C ・価格:未発表
Webikeプラス編集部