『クラウデッド・ルーム』のトム・ホランド（右）とサッシャ・レイン　提供：Apple TV+

トム・ホランドが、AppleTV+の心理スリラードラマ『クラウデッド・ルーム』の撮影現場での困難な経験についてMen’s Health誌で率直に語った。エミー・ロッサム、アマンダ・セイフライドらと共演した『クラウデッド・ルーム』で、ホランドは主演兼エグゼクティブ・プロデューサーを務めた。 トム・ホランド、『クラウデッド・ルーム』の撮影現場は「和やかな場所ではなかった」と告白 撮影は2022年に行われたが、ホランドによると現場は決して調和の取れた場所ではなく、多くの対立や衝突が存在したという。彼はこの困難な時期に冷静でいられたのはシラフでいたおかげだと語っている。「もしこの状況で飲酒を再開していたら、事態はもっと悪化していたでしょう」と振り返っている。 銃撃事件に巻き込まれた後、自身の精神状態と向き合う主人公、ダニー・サリバンを演じた本作について、ホランドは以前Hollywood Reporter誌のインタビューで「あらゆる面で自分を打ちのめした」と語っていた。共同エグゼクティブ・プロデューサーのアレクサンドラ・ミルチャンは、ホランドが撮影のあらゆる側面に関与し、真摯に取り組んだことを称賛している。 また、母親役を演じたエミー・ロッサムは、役者たちが「暗い場所に行かなければならなかった」と制作の困難さを述べながらも、共演者たちと共に挑戦的な演技に取り組めたことを評価した。 なお、ホランドの次回作は、ゼンデイヤ、ロバート・パティンソン、マット・デイモンら豪華キャストが集結するクリストファー・ノーラン監督の新作となる。 ※本記事は抄訳・要約です。