FAの状況が続くフランス代表のエバン・フォーニエにヨーロッパ復帰の可能性
今夏フランス代表としてパリオリンピックへ出場したエバン・フォーニエは、6試合の出場で大会平均20.6分9.8得点1.7リバウンド2.2アシストを残し、銀メダル獲得に貢献した。 もっとも、現在フォーニエは制限なしフリーエージェント(FA)で、今シーズンの所属先が決まっていない状況。キャリア12年目の昨シーズンは、ニューヨーク・ニックスからシーズン途中のトレードでデトロイト・ピストンズへ移籍。 リーグワーストの14勝68敗に沈んだチームで、31歳のベテランは29試合に出場して平均18.7分7.2得点1.9リバウンド1.6アシストを記録。だがチームオプションとなっていた今シーズンの契約をピストンズが破棄したことでFAになっていた。 8月30日に『Eurohoops.Net』が報じたところによると、フォーニエはNBAキャリアを引き延ばすことを優先しているものの、ヨーロッパのクラブからもオファーが届いていて、ヨーロッパへ戻る可能性もあるという。 フォーニエにはスペイン、イタリア、フランスのクラブが獲得に関心を示していると同メディアが報道。また、フォーニエは2022年5月に自身のツイッター(現X)アカウントで「いつかヨーロッパへ戻る日が来て、どこにでも行けるならオリンピアコス(ギリシャ)を選ぶだろうね。あそこは今もすごいクラブだ」と投稿していた。 はたして、フォーニエは今シーズンにどこでプレーすることになるのか。今後の展開に注目していきたい。
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