【師走】ぬくもり乗せて走る“ストーブ列車”と新人巫女の破魔矢づくり 青森県
RAB青森放送
今年も残すところ1か月を切りました。 各地で師走の表情が見られるなか、奥津軽ではストーブ列車の運行が始まりました。 12月から運行する冬の風物詩、津軽鉄道のストーブ列車。 津軽五所川駅では昨日、1番列車の出発に合わせて、津軽三味線の演奏や地域の食材を使った「津鉄汁」の振る舞いなどが行われました。 ★園児 「出発進行!」 昔懐かしいだるまストーブの中で石炭が赤々と燃え、暖かさに包まれる車内。 車窓には奥津軽の冬景色が流れていきます。 乗客たちはストーブであぶったスルメと日本酒を楽しんでいました。 1番列車では、雪が少ない地域から訪れたという乗客が目立ちました。 ★宮崎から 「憧れていたので一生に1回くらいは乗りたいなと思って もう感激です」 ★富山から 「昼間から列車の中で風景見ながら飲むのが楽しみ」 ★沖縄から 「寒さもやっぱりストーブを引き立てるというか良いですね 沖縄にはないものなので良い体験ができて幸せです」 ぬくもりを乗せて冬の津軽平野を走るストーブ列車は、来年の3月末まで運行されます。
新人巫女も挑戦!神社で破魔矢づくり
こちらは毎年、多くの初詣客でにぎわう青森市の善知鳥神社。 4人の巫女たちが行っているのは新年の厄よけや開運を願う破魔矢づくりです。 来年の干支「巳」をモチーフにした絵馬や鈴、米俵の飾りなどを取り付けていました。 このうち春に採用された新人巫女の板柳町出身 小枝梨那さんは破魔矢作り初挑戦です。 ★善知鳥神社 新人巫女 小枝梨那さん 「ずっと正座しているので足がしびれます」 「よい年を迎えられるよう1本1本丁寧に心を込めて奉製しています」 破魔矢は今月中旬にかけて4種類、およそ5,500本が作られる予定です。 ★善知鳥神社 沼田眞規権禰宜 「来年は『巳年』ということで財福の神としても崇められておりますので、皆様に御利益があるように願いを込めて奉製しております」 破魔矢は今月中旬ごろから神社で受け取ることができるということです。