職場の“世代間ギャップ” 時代の変化? 電話・メモの取り方・残業・飲み会…新社会人のホンネは?『every.気になる!』
新年度がスタートしてまもなく2か月。職場での「新社会人の印象」を街で取材すると、時代の変化を映すような“世代間ギャップ”がありました。先輩の思いや新社会人のホンネも聞こえてきます。大きな声では言えないけれど…“古い慣習”に対する意見なども。働く親子世代の温度差にも注目です。 【動画を見る】「電話は上司がとってほしい」職場での世代間ギャップ 先輩の思いと後輩のホンネを調査
新年度がスタートして、およそ2か月。職場での「新社会人の印象」を聞いてみると… 30代 会社員 「新入社員の子が黒スーツ・黒い髪・黒いバッグじゃなくなった。新卒の頃から茶髪とか」 一方、新社会人からは… 20代 新社会人 「スーツ毎日着ないといけない…私服でも問題なければいいんじゃないか」
■電話に出たくない若者たち
さらにこんな意見も… 20代 新社会人 「電話は上司がとってほしい。新人が最初に出なきゃいけない風潮があるけれど…まだわかんないことだらけで…」 そんな若者に社会人の大先輩は… 50代 公務員(父) 「お前は何しにきているんだと。(電話は)当然、若い者の必須の作業。いろんな意見とか聞いて、相手にも覚えてもらう」 一緒にいた娘さんは思わず苦笑い。それというのも… 20代 社会人(娘) 「敬語もうまく使えないので、先方の方にどう思われているか不安です。だから(電話を)取りたくない」 社会人の先輩と後輩、その間には大きなギャップが!
■時代で変わる仕事の手法も
さきほど、電話が苦手だと話していた社会人5年目の娘さんからは、上司に対して言いたいことが。それは、仕事でのメモの取り方について。 20代 社会人(娘) 「スマホでメモを取っていたら(上司に)何か言われたり。なんでスマホなんだ、みたいな。でもスマホの方が早いので…スマホでとった方が、効率がいいかなって思うんですけど」 これには、大先輩のお父さんも… 50代 公務員(父) 「パソコンで書いたり、ツールは何でもいい。(時代は)全然変わってますね」
■終業時間にもギャップ
時代による変化はこんなところにも。社会人9年目の2人から聞こえてきたのは… 30代 医療従事者 「自分の仕事が終わっても上がるじゃなくて、先輩より先に帰らないのが主だったけど、今の後輩はあっさり帰っちゃいます」 30代 医療従事者 「なんでしょうね。平成と令和の違い?」 ただ、新社会人にはこんな言い分も。“もっと仕事をしたい”気持ちは強いそうなんですが… 20代 IT会社勤務 「残業をしたらダメな感じなので、早く帰らないと。午後5時半(定時)を過ぎたら『それ、明日でいいから』と」