九州北部の豪雨から6年 40人死亡、被災地で黙とう
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福岡、大分両県で40人が死亡、2人が行方不明となった2017年の九州北部の豪雨から5日で6年となった。被害が集中し関連死を含む33人が犠牲になった福岡県朝倉市では午前10時ごろ防災無線でサイレンが流れ、市役所で職員が黙とうした。林裕二市長は「決して犠牲者を出すことがないよう、一層の復興事業に取り組む」と誓った。 朝倉市では、被災した河川の改修工事が今年5月末に完成し、林市長は「目に見える形で復旧が進んでいる」と評価。一方で、今月3日に熊本県で線状降水帯が発生するなど、九州を中心に雨が続いていることに「緊張感を持って、早めの避難を呼びかけるなどの対応をする」と述べた。