ビル・ゲイツが語る「幸福と成功」のために必要な4つのこと
自分の人生に責任を持つ
ゲイツはこう言いました。 貧しい家に生まれることは、本人のせいではない。しかし、貧しいまま人生を終えたら、それは本人の責任だ。 誰しも、好んで貧困家庭に生まれたり、経済的に困窮したり、社会的不利を被ったりするわけではありません。 ただ、後半の言葉には、自分の人生と選択に責任を持つべし、というインパクトのあるメッセージが込められています。 厳しい環境に生を受けたとしても、そのときどきで自分が下す判断がその後の人生の行く末を大きく左右します。 自己責任を受け入れることで、自分の人生をコントロールし、貧困の連鎖から抜け出し、成長と成功のチャンスを追い求められるようになるのです。
慢心の落とし穴に陥らないようにするには
成功はひどい教師である。賢い人々をそそのかして、彼らが失敗する訳がないと思わせてしまう。 ゲイツのこの言葉は、さまざまに解釈されてきました。私は、人が成功を収めたときに精神に及ぼす心理的なマイナス面について言及していると考えます。 大きな目標や夢を達成したとき、人はとてつもない達成感に包まれます。しかし、現実にも目を向けましょう。 成功を収めると、どんな聡明な人でも偽りの安心感に浸ってしまい、自分は無敵だと思い込んでしまいがちです。そうなると、慢心に陥り、その結果、成長が妨げられ、さらなる達成への道は閉ざされてしまいます。 成功する起業家たちは、こんな慢心に陥らないように成長マインドを養い、新しいアイデアを取り入れ、ある程度のリスクを計算した上で創造と革新に努めます。さらに彼らは、自分を見失わないよう、仲間や助言者、顧客からのフィードバックを求めるようにしています。 さあ、あなたもビル・ゲイツのアドバイスに耳を傾け、負けるはずがないと思い込むのはやめましょう。謙虚になり、周りの意見にも耳を傾けそこから学び続けてください。それが、あなたを成功へ導く、すぐれた戦略なのです。 ──2023年7月14日の記事を再編集のうえ、再掲しています。 訳:永木久美(OCiETe)/Source:businessinsider Originally published by Inc. [原文] Copyright © 2023 Mansueto Ventures LLC.
ライフハッカー・ジャパン編集部